How to SET
Permed Hair

PART1

パーマのセット手順とスタイリング別のニュアンスの違い

ワックスのベーシックな使い方を解説します。解りづらいところなどはお気軽にお尋ねください。
それではパーマの具体的なセット方法です。
パーマは水を含むとカールが再生されますのでまずは普通のセット同様にしっかりと髪を地肌から濡らしてタオルドライをした状態にします。

使うセット剤はミルボン:プレジュームWAX4とウエラ:EIMIシェイプコントロールムース4(ハードムース)です。

STEP1 髪をしっかり濡らす!

まずはシャワーで髪をしっかり濡らししっかりとタオルドライをして下さい。髪に乾いている部分と濡れている部分があるとパーマの戻りがムラになったりセット剤を綺麗に伸ばせません。

STEP2 顔まりはドライヤーで乾かしなじませる!

前髪から揉み上げの部分(写真の白い部分)をしっかり地肌をこする感じで乾かします。そうすることでクセやパーマが伸び顔になじみます。顔周りの髪が似合う似合わないを印象付けますのでここを乾かして落ち着かせることでパーマを強く出しても弱くだしても似合う髪型になります。こういうことが原因で顔周りのパーマは緩くスタイルが主流なのです。2022年以降は顔周りまでしっかりとしたパーマをかける感じも流行っています。バウンディやKing Gnu常田 大希みたいな。

メンズパーマのセット方法:顔まりをドライヤー乾かす。
STEP3 パーマのカールの強さをセット剤と乾かし方でコントロール!

濡れている部分にセット剤をつけて形を整えお好みのカールの強さにドライ・ハーフドライ・自然乾燥します。今回は一番カールが綺麗に出せる自然乾燥でワックスとムースでの質感の違いをご覧ください。

ワックスではややカールが緩くなりドライな感じ仕上がります。ムースは固まりますので濡れた状態のフォルムとカールのままウェットな感じで仕上がります。ワックスは固まる成分は入っていませんので乾いた後に整えなおすことが可能です。ムースよりボリュームが一回り大きくなります。逆にムースは濡れた状態のまま乾きますのでタイトに収まります。

メンズパーマのセット方法:サイド

ワックスは柔らかくラフに仕上がります、髪にボリュームが欲しい方やドライな質感が好きな方にオススメです。一方ムースはウェットで仕上がりますのでかっちりした感じになります、スーツやフォーマルのときにオススメですしボリュームを一番抑えられますので多毛で広がりやすい髪質への相性がいいです。

メンズパーマのセット方法:バック

メンズ美容室スクリットで使っているWAXミルボンのプレジューム・ワックス4、EIMIシェイプコントロールムース4(ハードムース)は
店頭での販売も行っておりますのでお気軽にお声がけください。
美容室で取り扱っているセット剤は大きめのドラックストアや東急ハンズなどにも置いてありますので近くにあったらお気に入りのセット剤を探しに行かれてもいいと思います。市販のものより少し高めにはなりますがシャンプーでの落ちがよかったりしますのでなるだけ美容室専用のセット剤を使われることをおススメいたします。

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