2025年トレンド・ヘア「フェザーパーマ」の正体!
Unmasking the
“Feather Perm”

フェザーパーマとは、髪に軽やかで羽のような動きを与えるパーマスタイルのことです。名前の通り、「フェザー(羽)」をイメージした柔らかく自然なウェーブやカールが特徴で、重たく見えがちな髪にエアリーな質感をプラスする効果があります。
2025年のフェザー・パーマにはいくつかのポイントがあります。そのポイントを押さえて流行のフェザー・パーマを楽しんでください。
POINT_1
元は70年代のフェザー・カット
フェザーパーマという名前やスタイルが明確に定義された時期は不明ですが、その特徴である「軽やかさ」や「羽のような動き」は、1970年代~1980年代のヘアトレンドからインスピレーションを得ていると考えられます。この時期、ファッション界ではフェザーカット(レイヤーを入れた軽いカット技法)が人気を博し、特に女優ジェーン・フォンダやファラ・フォーセットのショートヘアがアイコニックになりました。フェザーカットは、髪に動きと軽さを出すための技術で、これにパーマを組み合わせることで、より自然でエアリーな「フェザーパーマ」が誕生したと推測されます。
*フェザー・カットは顔周りからレイヤーを多めに入れて目尻辺りから流れ出るようにしているカットです。
POINT_2
マッシュルームベースにレイヤーを入れるのが最新
単にショートレイヤーのスタイルにフェザーパーマをプラスするだけでは、2025年のトレンド感を十分に出せません。
前髪が眉下ぐらいのマッシュルーム型のベースにレイヤーを入れ、後ろに跳ねるようにセットするのが最もトレンディに見えます。(※マッシュルーム型とは、丸みのあるシルエットのことです)
POINT_3
前髪はコンマ・ヘアかカルマ・ヘアにするのがマスト!
昔のフェザー・カットの写真を見て気づく方もいると思いますが耳から下を隠すと今流行っているカルマ・ヘアに似ています。
ウェーブを強めに出すとカルマ・パーマになり、後ろに跳ねるぐらいのパーマになるとフェザー・パーマになります。カルマ・パーマとフェザー・パーマの境目はかなりルーズです。
POINT_4
前髪のカルマを作るためにもパーマは逆巻きのスパイラル
フェザー・パーマはCカール強めにしSカールみたいなウェーブにならないのがポイントです。顔にかかるように顔周りは逆巻きのスパイラルパーマがオススメです。髪質や長さによって必ずしも逆巻きする必要はないので美容師と相談してベストな巻き方をチョイスしてください。
POINT_5
セット上級者はツイストをプラスして
ツイスト(髪をねじる)で逆巻きスパイラルをかけるとよりハネ感を出せます。ただツイストで毛先が色々な方向へ行くのでセットが大変な場合があります。美容師と相談して取り入れるか決めてください。
POINT_6
セットはグロス感を出して艶やかに
セットはグリースやトリートメントで艶をだしてグロッシーに、前髪の立ち上がりやハネはスプレーで固定すと1日しっかりとスタイルをキープできます。