寝ぐせの仕組みと寝ぐせを防ぐための完全ガイド
なぜ寝ぐせがつくのか?寝ぐせを防ぐ方法とは

朝、鏡を見て寝ぐせに悩まされた経験はありませんか?寝ぐせは見た目だけでなく、朝の準備時間を奪う厄介な存在。
福岡のメンズ美容室SQRITが、寝ぐせの仕組みとその予防方法を徹底解説!これで朝のスタイリングを楽にしよう!
寝ぐせはどうやって付く?水素結合の役割
寝ぐせの科学 : 寝ぐせの原因は、髪の毛内部の「水素結合」にあります。水素結合とは、髪の中のタンパク質同士をつないでいる弱い結びつきのこと。乾いているときはしっかり結合していますが、湿気や水分に触れると結びつきがゆるみ、髪の形が変わりやすくなります。
湿気が鍵 : 髪が濡れていたり湿った状態で寝ると、髪が水分を吸収し、水素結合が緩む。この状態で髪が枕や寝具で押されると、変形した形で乾いて固定され、寝ぐせになります。
特に注意すべきタイミング : 髪を乾かした直後から30分程度は、髪の内部に湿気が残っており、もっとも形が付きやすい状態です。髪を乾かしてすぐ寝てしまうと、寝ぐせがひどくなりやすいです。
ちなみに美容師はこの一番形が付きやすい状態からブラシでブローをして髪をストレートにしたりキレイな流れを作っています。
寝汗の影響 : 寝ている間にかく寝汗が髪に浸透すると、湿気が増えて寝ぐせが付きやすくなります。
寝ぐせの主な原因
ドライヤーで完全に乾かせていない : 特に根元に湿気が残ると、髪が冷えるにつれて湿気を再び吸収し、髪がねじれたりうねったりします。
乾かしてすぐ寝る : 髪の形が一番付きやすい状態なので寝ぐせがひどくなります。
寝汗 : 汗の水分が水素結合を緩めて寝ぐせが付きます。
寝ぐせを防ぐ方法
ドライヤーの正しい使い方: ポイントは、「完全に乾かす」こと。乾かしたと思っても、髪の内部に湿り気が残っていることが多いです。そこでオススメなのが冷風を使った仕上げ。冷風で髪を触ると、乾いている部分とまだ湿っている部分の違いがわかりやすくなります。湿った部分がなくなるまでしっかりと乾かしてください。根元を乾かすことも重要です。指の腹をしっかりと地肌に当ててよく動かしながら乾かしてください。
寝ぐせが付きにくいトリートメントを選ぶ : ドライヤーの風通しをよくして、乾きムラを防げるサラサラタイプのトリートメントがおすすめです。髪が曲がりにくくなり、寝ぐせ防止にもつながります。
トリートメントオイルの活用 : 髪表面をコーティングして寝汗による湿気の浸透を防ぎます。さらに髪がサラサラになるため、曲がりにくく、形もつきにくくなります。SQRITでは「ロレッタのベースケアオイル」を使用しています。