ワックスを付けたまま寝るのは危険!髪の癖が取れなくなるリスク
ワックスをつけたまま寝るとどうなる?

ヘアワックスをつけたまま寝る習慣、ついやってしまっていませんか?便利なスタイリング剤ですが、夜に落とさず寝ることで、髪に深刻なダメージを与える可能性があります。特に、ワックスが髪に染み込むことで「癖がつき、元に戻らなくなる」リスクが潜んでいます。
なぜワックスを付けたまま寝るとダメなのか?
ワックスが髪に染み込む : ワックスに含まれる油分や成分が睡眠中に髪に深く浸透。髪の内部に残り、洗っても落ちにくくなります。
癖が固定される : 寝ている間に髪が枕や寝具で押され、ワックスの影響で不自然な形が定着。朝のスタイリングでは直せない頑固な癖に。
髪や頭皮のダメージ : ワックスが付着したまま寝ると、毛穴が詰まりやすくなります。これにより、頭皮の炎症やかゆみ、さらには抜け毛の原因となることがあります。特に、酸化したワックスの油分が毛穴に詰まると、髪の成長を妨げるおそれがあります。
実例:気づかぬうちに癖が定着
例えば、ワックスを付けたまま寝続けると、髪が寝癖の形で固まり、シャンプーをしても元の状態に戻りにくくなります。ある人は、サイドの髪が不自然にうねり、美容師でも直せない状態に。こうした癖は一度つくと、カットするか長期間のケアでしか解消できません。
ちなみに、調理中の揮発した油が充満するキッチンで働く飲食従事者の方(特に帽子やタオルを巻いている方)も、同様の理由で髪に取れにくい癖がつきやすくなります。
対策:今すぐできること
寝る前に必ず洗髪 : ワックスをしっかり落とし、髪と頭皮を清潔に保ちましょう。効果的なワックスの落とし方はこちら(ワックスをキレイに落とす方)で詳しく解説しています。
髪を保護し、寝ぐせを防ぐ : 寝ぐせ防止の具体的な方法はこちら(寝ぐせの仕組みと寝ぐせを防ぐための完全ガイド)を参考にしてください。
ワックスを付けたまま寝るのは、髪に癖を刻み込む時限爆弾のようなもの。見た目や健康を損なわないためにも、毎晩の洗髪を徹底しましょう。髪はあなたの印象を左右する大切な要素。手遅れになる前に、今日からケアを見直してください
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