ドライヤーで簡単アップバング!前髪の立ち上げを長持ちさせるプロの技
前髪をドライヤーで立ち上げる方法!
熱風&冷風で長持ちアップバング

メンズのヘアスタイルで人気の アップバング。前髪をしっかり立ち上げて、キリッとした印象を与えるスタイルは、ビジネスでもカジュアルでも活躍します。でも、「セットがすぐに崩れる」「美容院の仕上がりを再現できない」と悩んでいる方も多いはず。
そこで今回は、ドライヤーの熱風と冷風を活用した前髪の立ち上げ方を徹底解説!髪の水素結合を利用して形状を記憶させ、セット剤で長持ちするベースを作るプロのテクニックを紹介します。初心者でも簡単にできるので、ぜひ試してみてください!
なぜドライヤーで前髪を立ち上げるのが重要?
アップバングの鍵は、前髪の根元の立ち上がり。ドライヤーを使わずにセット剤だけで仕上げると、時間が経つとペタッと潰れてしまうことが多いですよね。
ドライヤーでしっかりベースを作ると:
長持ちする : 根元から立ち上げることで、立体感のあるスタイルに。
バランスが取れる : 根元から立ち上げることで、トップにボリュームがつきサイドが自然と収まるスタイルに。
セットが楽に : ベースが整うと、必要以上にワックスやスプレーを使わなくてもキマる。
この方法は、髪の 水素結合(髪の内部で水分と熱が反応して形状を記憶する仕組み)を活用するので、科学的な裏付けもあります!
用意するもの
ドライヤー : 熱風と冷風の切り替えができるもの。
タオル : 髪をしっかりと拭いて均一に乾かすため、タオルドライは必須。
セット剤 : ワックスやグリースなどの形を作るセット剤とハードスプレーやハードジェルなど形をキープするセット剤。
コームまたはブラシ : 細かい動きを調整するのに便利。メッシュコームやリングコームがおすすめ。
ドライヤーで前髪を立ち上げるステップ
ステップ1:髪を濡らす
シャワー後、タオルで髪をしっかり拭いてから、ドライヤーを使い始めます。
寝ぐせなどがついてなく前髪だけ上げる場合は、霧吹きや濡れた手で前髪だけを濡らしてもOK。その時もタオルでしっかり拭いてからセットを始めます。
ポイント: 髪が濡れると水素結合がリセットされ寝ぐせなどのクセがなくなります。乾いている部分と濡れている部分が混在していると形が決まりにくいのでシャワーでしっかりと濡らすことをおススメします。
ステップ2:熱風で全体を乾かす
指の腹を地肌にしっかりと当ててよく擦りながら後ろから前に8~9割ぐらいまで乾かす。よく擦ることによって髪がばらけて風が通り、ムラなく乾かせます。多くの人は髪が前向きに生えているため、特にサイドは前に向かって乾かすと、余計なふくらみが出にくくなります。
ステップ3:前髪とトップを立ち上げるように乾かす
8~9割乾いたら前髪だけまたは前髪からトップを後ろに乾かして立ち上げと流れを作る。

ステップ4:冷風で固定
ドライヤーを冷風モード に切り替え。同じ方向(立ち上げた状態)をキープしながら、冷風を30秒ほど当てます。すると立ち上がりが固定されます。髪が濡れたままでも、完全に乾いた状態でも形は固定されません。乾き具合が9割〜9.5割のタイミングが最も形がつきやすいです。
なぜ冷風?: 熱で柔らかくなった水素結合を冷やすことで固定化し、形状をしっかり記憶させるため。

ステップ5:セット剤で仕上げる
最後にセット剤をつけて仕上げます。WAXの場合はコチラ(簡単!ワックスの使い方を詳しく解説)を参考にしてください。
スタイルを1日中キープするには、固まる成分入りのセット剤が必須です。ハードスプレー、ハードジェル、ハードムースなど。
ポイント:細毛の方などワックスやグリースが重くってかえってペタッとする場合はハードスプレーだけでセットするのもおすすめです。
スタイル別アップバング
前髪だけ上げるフォワードのUPバングスタイル~スパイキーショート、ソフトモヒカン~

前髪からトップを後ろに流すUPバングスタイル~コンマヘア・カルマへア・リーフカットなど~

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