ハードワックス/マットワックス/クレイワックスをキレイに落とす方法
Use makeup remover to remove the wax
ワックスも乳化して落とそう!

乳化とは、水と油のように本来混ざり合わないものを混ぜて均一な状態にすることを指します。メイクを落とす際に、クレンジングオイルで、油性のメイクや皮脂汚れをなじませながら浮き上がらせて落とす方法です。
ワックスも油性ですのでシャンプー前にメイク落としで乳化することによってキレイに落とすことができます。
乳化の重要性と正しい手順について詳しく解説します。肌にあわない場合はすぐに使うのをやめてください。
ワックス落としの乳化の手順とその理由
STEP_1
クレンジング剤を乾いた手で肌にのせる
メイク落としのクレンジングオイルやバームは水が加わると乳化し始めてしまうため、最初は乾いた手で塗布するのがポイントです。水を含まない状態の方が、油性成分がワックスや皮脂を浮かせやすくなります。
STEP_2
やさしくなじませてワックスと油分を浮かせる
メイク落としオイルを適量手に取って伸ばしワックスのついた髪の毛になじませます。ゴシゴシこすらず、指の腹で円を描くようにやさしくなじませることで、ワックスがクレンジング剤に溶け込みます。このステップを丁寧に行うことで、毛穴の汚れもしっかり浮かせられます。
STEP_3
少量のぬるま湯(32〜35℃)を加えて乳化させる
少量の水を加えることで、クレンジングの油分と水が混ざり、白く濁った状態(乳化)になります。乳化をしっかり行うことで、
*クレンジング剤が肌からスムーズに落ちやすくなる
*毛穴に残る油分を取り除き、肌トラブルを防ぐ
ぬるま湯(32〜35℃)が適温であり、熱すぎると膚のバリア機能を壊し、冷たすぎると汚れが落ちにくくなります。
STEP_4
よく乳化させた後に、しっかりすすぐ
乳化が不十分だと、クレンジング剤が肌に残ってしまい、毛穴詰まりや肌荒れの原因になります。最低でも1~2分程度すすぎ、クレンジング剤を完全に洗い流しましょう。
STEP_5
シャンプー
最後にシャンプーでメイク落としのクレンジング剤と汚れを完全に落とします。
乳化の工程を省略すると、以下のようなデメリットがあります。
✔ワックスが落ちにく⇒ワックスが髪と地肌に残り肌と髪のうねりの原因に
✔油膜が肌に残る⇒肌・髪のベタ付きや毛穴のつまりの原因に
✔シャンプーを大量に使ってしまう⇒シャンプーだけでワックスを落とそうとすると肌への負担が増える&コスパが悪い
ワックスが髪に残り続ける弊害をコチラの記事に書いていますので参考にしてください。
【髪のセット】SQRITがハードワックスを使わない理由。使い続ける弊害とは・・・
【注意】メイク落としのが肌にあわない場合は使用をすぐにやめてください。
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