ウルフカットの変遷 / 定期的にリバイバルする髪型ウルフについて
ウルフカットの歴史
各時代で合わせた髪型の違いとは

ウルフカットというヘアスタイルは、そのワイルドで自由な魅力により、各時代にリバイバルを繰り返してきました。1970年代のロックシーンから始まり、80年代のマレットへアとシャグへアとの融合を経て、2020年代にも韓国スタイルに合わせる形でリバイバルを果たしました。このスタイルは時代とともに姿を変えながらも、その個性的なエッセンスを失うことはありませんでした。今回は、ウルフカットの起源から現代に至るまでの変遷をたどりたいと思います。
第1期:ジギー・スターダスト
起源と初期の流行
ウルフカットが最初に流行ったのは、明確な起源を一つに絞るのは難しいですが、一般的にそのルーツは1970年代から1980年代初頭のロックやパンクカルチャーに遡るとされています。この時期、特にイギリスやアメリカの音楽シーンで、ボリュームのあるレイヤーカットと長めの後ろ髪が特徴のヘアスタイルが注目されました。
当時は「マレット(mullet)」と呼ばれるスタイルの一部として認識されていたと思います。マレットは「前が短く、後ろが長い」という特徴で知られていますが、ウルフカットはそれにレイヤリングやテクスチャーを加えた進化形と言えます。1970年代のロックスター、ミック・ジャガーやロッド・スチュワートなどが、こうした大胆で動きのあるヘアスタイルでした。特にデヴィッド・ボウイがシャグへアの要素を取り入れた「ジギー・スターダスト」時代(1972-1973年)の髪型は、ウルフカットの原型とも言える髪型です。
第3期:2000年代ウルフ
若い俳優・タレントもみんなウルフ
2002年のワールドカップでベッカムのソフトモヒカンに合わせたウルフカットがベッカムへアとして流行り、当時の若い俳優や芸能人もみなウルフカットでした。玉木宏さん、市原隼人さんなど。
また前下がりのショートレイヤーにウルフを合わせるスタイルも流行りました。櫻井翔さん、塚本高史さんなど。
2020年代のウルフカットは、襟足が控えめで洗練された印象が特徴。ビジネスシーンでも浮かず、カジュアルな休日にも映える万能さが人気の秘訣です。韓国のコンマヘアやリーフカットとミックスすれば、トレンド感もバッチリ押さえられます。ぜひ挑戦してください!
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