2025年4月10日で
23周年となりました

2002年4月10日に大名1丁目にsqrtaをオープンさせ本日2025年4月10日を持ちまして23周年となりました。
これもひとえに、ご来店いただきました皆様の支えがあったからこそと深く感謝しております。
これからも皆様の【かっこいい髪型】のお手伝いができるように、日々精進してまいります。

福岡メンズ美容室SQRIT 中川内

＜SQRITの変遷＞

２００２/０４　福岡市中央区大名に設立。
２００８/０１　福岡市中央区赤坂（大正通り）へ拡張移転。
２０１４/１１　より高品質なヘアスタイルをご提供するため、1人営業によるマンツーマンの施術を始めました。
２０１７/０１　sqrta（スクリット）からSQRITへ変更。

2025年最新の再生医療と植毛事情とは

最新の植毛事情をAIに聞いてみた！Part2~1つの毛嚢から複数の毛嚢を培養する技術はありますか？~

前回の記事で植毛の最新情報をAIを使って調べてみました。植毛は「有るとこから無いところ」へ移すことです。移す髪がない場合は作って植えることができればいいと思いませんか？
そこで今回は毛根を培養する技術がどこまで進んでいるかをAIで調べてみました。
＊あくまで参考としてください。

＜質問＞

1つの毛嚢から複数の毛嚢を培養する技術はありますか？

＜回答＞

はい、1つの毛嚢から複数の毛嚢を培養する技術は、現在研究段階にありますが、いくつかの有望なアプローチが存在します。これは「毛髪クローニング」や「毛嚢増殖（hair multiplication）」と呼ばれる分野で、特に脱毛症治療や毛髪再生を目指して進められています。以下に、現在の技術の概要を分かりやすく説明します。（参照ウェブページ15）

1つの毛嚢から複数を作る基本コンセプト

この技術の基本的なアイデアは、1つの健康な毛嚢から細胞（特に毛乳頭細胞や毛包幹細胞）を採取し、それらを実験室で増やして新しい毛嚢を生成することです。従来の植毛ではドナー領域の毛嚢をそのまま移動させるだけでしたが、この方法では毛嚢の数を「増やす」ことが目標です。

主な技術と進展

1.　毛乳頭細胞（Dermal Papilla Cells）の培養
毛嚢の基部にある毛乳頭細胞は、毛髪成長を誘導する重要な役割を担っています。研究では、1つの毛嚢からこれらの細胞を取り出し、培養皿で増殖させることが試みられています。
例えば、日本の理化学研究所（RIKEN）や横浜国立大学のチームは、毛乳頭細胞を3D培養（立体的な環境）で育て、毛嚢形成能力を維持する技術を開発中です。2022年の研究では、マウスの細胞を使って毛 shaft（毛幹）を伴う毛嚢をほぼ100%の効率で生成することに成功しています。

2.　毛包幹細胞（Hair Follicle Stem Cells）の利用
毛嚢の「バルジ領域」に存在する幹細胞を取り出し、増殖させる方法も研究されています。これらの細胞は、新しい毛嚢や皮膚組織を再生する能力を持っています。
2023年の論文では、マイクロウェルアレイ（小さな穴が並んだデバイス）を使い、毛包幹細胞を均一に集めて20倍に増やす技術が報告されました。この方法は、将来的に人間の細胞でも応用可能と期待されています。

3.　iPS細胞（人工多能性幹細胞）からの毛嚢生成
iPS細胞を使って毛嚢をゼロから作るアプローチもあります。患者の皮膚細胞からiPS細胞を作り、そこから毛乳頭細胞や上皮細胞に分化させ、毛嚢を再構成する試みです。
この方法はまだ実験段階ですが、理論的には1つの細胞から無限に毛嚢を作り出せる可能性があります。

4.　3Dプリンティング技術
アメリカの研究チーム（例: レンセラー工科大学）は、3Dプリンターを使って毛嚢を含む皮膚組織を印刷する技術を2024年に発表しました。1つの毛嚢から採取した細胞を増やし、バイオインクとして利用して毛嚢を再現しています。ただし、毛 shaft が完全に成長するまでには至っていません。

現在の課題

機能の維持: 培養した細胞が毛髪を成長させる能力を失わないようにするのは難しいです。特に人間の細胞では、マウスのように安定した結果を得るのが課題です。
スケールアップ: 実験室で少量成功しても、実際に頭皮全体をカバーするほどの毛嚢を量産するのは技術的に困難です。
臨床応用: 安全性や長期的な効果を確認するための臨床試験がまだ不足しており、一般利用には時間がかかります。

実用化の見込み

2025年現在、これらの技術はまだ実験室レベルで、実用化には至っていません。ただし、例えば日本のShiseidoとRepliCelが共同開発する「RCH-01」（毛嚢細胞を増やして注入する技術）は、フェーズ2試験を終えており、数年以内に限定的な形で市場に出る可能性があります。また、毛髪再生の研究は急速に進んでおり、2030年頃には一部の技術が実用化されるかもしれないという楽観的な予測もあります。