今さら聞けない?ワンレン・グラ・レイヤーを詳しく解説
One Length/Graduation/Layer
髪型のスタイル名によく使われるカット技術!
ヘアカットにはさまざまな技法がありますが、基本的な3つのカットスタイルとして ワンレングス(One Length)、グラデーション(Graduation)、レイヤー(Layer) があります。それぞれの特徴を説明します。
① ワンレングス(One Length)
特徴
- すべての髪の長さを床に対して平行にそろえるカット技法。
- 毛先に段差(レイヤー)をつけず、均一な長さにカットする。
- 重みのあるシルエットになり、まとまりやすい。
- 代表的なスタイル:ボブ、ロングストレート
メリット
✅ 髪がまとまりやすく、ツヤが出やすい。
✅ 髪の厚みを保てるため、ダメージを抑えやすい。
デメリット
❌ 動きが出にくく、重たく見えることがある。
❌ 髪が多い人には、ボリュームが出すぎることがある。
② グラデーション(Graduation)
特徴
- 髪の長さに段差をつけるカット技法。
- 内側の髪が長く、外側(表面)の髪が短くなるのが特徴。段差の幅が約1~1.5cmぐらい。
- 髪が自然に内巻きになりやすく、まとまりが良くなる。
- 代表的なスタイル:グラデーションボブ、ショートグラデーション
メリット
✅ 丸みのあるシルエットが作りやすい。
✅ 髪に適度な重みを残しつつ、少し動きも出せる。
✅ ショート~ミディアムのスタイルに向いている。
デメリット
❌ スタイリング次第では広がりやすくなることがある。
❌ レイヤーほどの軽さや動きは出ない。
③ レイヤー(Layer)
特徴
- 髪の上の部分を短く、下の部分を長くカットし、段差をつける技法。1.5cm以上の段差。
- 髪に動きや軽さを出しやすい。
- 代表的なスタイル:ウルフカット、シャギースタイル
メリット
✅ 軽やかで動きのあるスタイルに仕上がる。
✅ ボリュームをコントロールしやすく、小顔効果も期待できる。
デメリット
❌ 毛先が薄くなりすぎると、ダメージが目立ちやすい。
❌ 髪が広がりやすい人には、扱いにくくなることがある。
まとめ
カット技法 | シルエット | 特徴 | 向いている髪質・スタイル |
---|---|---|---|
ワンレングス | 重め | まとまりがよくツヤが出る | ストレート・ツヤ感を出したい人 |
グラデーション | 丸み | 柔らかさ・自然なボリューム | 髪に少しだけ動きがほしい人 |
レイヤー | 軽やか | 動きや軽さが出る | 髪を軽く見せたい人 |
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